脳内随想録

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マクロスF感想文:第12話「ファステスト・デリバリー」

 滑り込みセーフ。今回は第12話「ファステスト・デリバリー」です。この回はおそらく多くの人が一番印象に残っているのではないでしょうか。私も今回見直してやっぱり良い回だなぁと感じました。

 前半はガリア4にアルトとシェリルが到着して、内戦が勃発し始めるところが描かれます。人間と友好的に接してくれるゼントラーディがほとんどだと思うのですが、例外は付き物ということなのでしょう。前半のラストで反応弾を反乱軍が所持することになりますが、惑星内でぶっ放したら自分たちも被害を受けそうな気がしますが、どうなんだろう?

 後半はルカから借りたシステムを使ってガリア4にミシェルとランカが到着。そして「星間飛行」が流れる、おそらくマクロスFで一番有名なシーンが流れます。あそこはいつ見ても良いシーンですねぇ。ここまで悲しいシーンが多かったランカにようやく陽の光が当たった感じがして嬉しくなりました。歌の力で戦いを中断させるあたり、ランカもかなり成長しているように感じますね。

 その後敵リーダーとの戦闘。血についての会話が展開されますが、ここに関しては敵の言うことも間違ってはないのかなと。自分の産まれを誇りに思って行動することは確かに大切だとは思います。まあ今回はそれによって害を生んでいるので、そこは間違っていると思いますが......戦闘シーンの迫力も良いですね。マクロスFは宇宙空間での戦闘がほとんどなので、惑星内での貴重な戦闘シーンです。やっぱり雲とか海とか自然物がある中でのドックファイトは熱いなぁ。

 で、最後ランカと良い感じでフライトしていると謎のジャミングを受けて墜落。その先には古いマクロスが鎮座しているといったところで終了。夕日をバックに鎮座するマクロスは結構格好良いですね。

 さて次回は第13話「メモリー・オブ・グローバル」。内容を全然覚えていませんが、次回予告を見る感じバジュラクイーンが登場するようです。楽しみに公開を待っています。