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いぐるみ社長!まずいことになりましたぞ!

私的に気になったゲーム・アニメ・音楽などについての感想を綴るブログです。

大逆転裁判に対する私的レビュー

ゲーム 大逆転裁判

面白いのだけれども惜しい点も多々見受けられる

 

 7月9日に逆転裁判シリーズ最新作「大逆転裁判」が発売されました!逆転裁判シリーズ(逆転検事シリーズは除く)はどれもプレイしているので、今作も非常に楽しみにしていました。そしてつい先日ようやくクリアしましたので、感じたこと等を書きたいと思います。ネタバレありになると思われますので、未プレイ・未クリアの方はご注意ください。

 

 今回は以下の点について感じたことを書きたいと思います。また各項目を5点満点で採点した場合、何点になるかも記載しておきます。

 

  • キャラクター 4点
  • ストーリー 2点
  • ゲームシステム 4点
  • BGM 4点

合計14点

 

1.キャラクター

 はじめにキャラクターについて感じたことを書きたいと思います。逆転裁判シリーズに登場するキャラクターはどれもインパクトの強い個性を持っています。それは例えば容姿や喋り方、リアクション等からそのような個性が生み出されています。そうした個性的なキャラクターは今作「大逆転裁判」でも健在だと感じました。

 例えば、1、2話で登場するホソナガ刑事は咳をした際、吐血してしまいます。それを拭い、そして力強くガッツポーズする姿は、多くのプレイヤーの目に焼きつくと思われます。また第4話で登場する夏目漱石も漢字4文字分と身体で今の気持ちを表現する(ピンチの時ならば「絶・体・絶・命!」と叫び、一文字ずつ身体が動きます)といった、これまた印象に残るキャラクターです。そのほかにも各話ごとに過去作と同等レベルの個性的なキャラクターが登場し、話を盛り上げてくれます。

 ただ、今回のメイン検事であるバロック・バンジークス検事、そしてメイン刑事であるトバイアス・グレグソン刑事が過去作のそれと比べるとその個性が少し地味目な感じがします。もう少しリアクションを派手にしたりしても良かったと思います。またバンジークス検事が何故5年間法廷から姿を消したのかや、何故日本人に裏切られたのかといった素性における謎が未回収のままなのもマイナス点であります。

 

2.ストーリー

 今作で一番問題点があるのがストーリーだと思われます。最後までプレイされた方の多くはエンディングが終わってタイトル画面に戻された時「あれ?結局あれはなんだったの?」と思うでしょう。提示されたいくつかの謎が謎のままで終わってしまいます。

 例えば第4話で漱石の下宿前で二人がもめている場面が提示されます。しかしその後彼らが登場することはなく、その名前もなにもかもが謎のままでした。また最終話で提示された未発表原稿「バスカビル家の犬」について、スサトが何故そのタイトルを知っていたのかや、ホームズがその作品の公表をやめるようにとアイリスに言った理由などが最後まで不明でした。さらに極秘通信には「A.サツシヤア」とこれまで一度も挙がらなかった名前が記されていたりします。

 このように、多くの謎が謎のまま終わっており、いかにも「次回作へ続く」といった感じに受け取れてしまいます。これで次回作が出ないとなったら……さらにストーリーに関しての評価が下がりそうですね。

3.ゲームシステム

 探偵パートはほぼ従来のシステムと同じです。ただし、ホームズとの共同推理が新たな点ですね。これは、ホームズの迷推理を成歩堂君が手直ししていき、真実を導き出すというものです。とても面白いのですが、どうにも難易度が簡単すぎるように感じました。もう少し誤答を誘うようなものを配置したりしてもいいように思われます。

 法パートでの違いは、まず証人が複数人いるということです。このシステムは「レイトン教授 VS 逆転裁判」でも見られたもので、発話者に対して他の証人が考え込む仕草をするので、それを問い詰めるというものです。次に陪審員全員が有罪に票を投じた際に発生する最終弁論です。こちらは尋問と異なり、陪審員の発言と発言から矛盾を導き、陪審員の考えを変えるというものです。こちらは新しいシステムで、新鮮な気持ちで楽しむことができました。

 しかし気になったのは探偵パートと法廷パートの長さです。以前のシリーズは、1日目探偵パート→1日目法廷パート→2日目探偵パート……3日目法廷パートといった具合に、探偵・法廷パートを繰り返すものでした。しかし、今回はともに1日分しかありません。これは3日分を1日にまとめたと考えられるでしょう。そのため、各パートが長くなりがちです。特に最終話は両パートとも途中セーブが4度ほどあり、非常に長いです。ここは改善点のように感じます。

4.BGM

 BGMはどの曲も概ね素晴らしいと思います。特に裁判中に流れる曲は場をしっかりと盛り上げる役割を果たしていると思います。以下、気に入った曲をあげておきます。

 

成歩堂龍ノ介 ~異議あり!

成歩堂龍ノ介 ~異議あり!

  • Capcom Sound Team
  • 音響効果
  • ¥150

  今作のメイン曲でしょう。曲名に「異議あり!」とあることからもわかると思いますが、矛盾を指摘した際に流れる曲です。今作で一番のお気に入り曲です。

 

大尋問 ~アレグロ

大尋問 ~アレグロ

  • Capcom Sound Team
  • 音響効果
  • ¥150

  こちらは少し話が進んだ際に流れる尋問中のBGM。53秒以降からのメロディ展開がすごく綺麗で物語の時代感とマッチしています。

 

核心

核心

  • Capcom Sound Team
  • 音響効果
  • ¥150

 曲名からわかる通り、核心に迫った際に流れるBGMです。重厚なサウンドが緊迫感を煽ります。

 

 以上、3点ほどお気に入りのBGMを紹介しました。 これ以外にもまだまだかっこいい曲が多数用いられています。ただ、私的に一番盛り上がるはずである追求の場面で流れる「追求 ~大逆転のとき」があまり印象に残りませんでした。特典のBGM集を聴いたときも、「これどこで使われてたかなぁ」と感じてしまいました。その点がマイナスになっています。

 

 

 以上が私的な感想となります。セリフ回しなど非常に面白く引き込まれるのですが、いかんせん謎が謎のままで終わっているのが非常に惜しまれます。エンディングに入る直前にはシリーズ恒例の「異議あり!」があるのですが、プレイヤー的には謎を残したままのエンディングに「異議あり!」と言いたいところといった感じでしょうか(笑)

 マイナス面も多々ありますが、面白い要素もあります。今回の私的な感想が作品の判断材料になれば嬉しい限りです。

 

大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-

大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-

 

 

 

PS.

 先日の記事、再度編集するならば21日ごろになるかと思います。