脳内随想録

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『クラッシュ・バンディクー4: とんでもマルチバース』クリア後の感想

 先日『クラッシュ・バンディクー4: とんでもマルチバース』をクリアしました。普段平日はあまりゲームをしないのですが、あまりにクリアがしたくて平日も1時間ほどプレイ。その結果なんとか出張前にクリアすることができました。

 感想としては、「過去作もこんなに難しかったっけ?」というものでした。確かにクラッシュ1は相当に難しかった記憶があります。ノーティードッグ製のクラッシュシリーズで唯一クリアできていないのが1だと思います。セーブがしにくいのと、後半のステージの圧倒的難易度で挫折しました。さらにリメイク版の1もクリアできていません。かなり終盤まで進めた記憶があるのですが、終盤の難易度についていけずに断念したような気がします。ただそう感じたのは1だけで、2、3は比較的簡単にクリアできたような気がします(やりこみ要素を意識しない場合ですが)。

 で、今作ですが1の悪夢再来といった感じ。とにかく終盤のステージ難易度が高く、最終ステージでついに残機0になってしまい、泣く泣く残機なしのモダン設定に切り替えました。多分最終ステージだけで5、60回は死んだんじゃないかなぁ。プレイされた方ならわかるかと思いますが、最後の怒涛のラッシュがヤバすぎました。あれタイムアタックモードとか地獄だろうなぁ。

 かなりの高難易度でしたが、個人的には「なんとかクリアしてやる」という謎の高いモチベが続いており、最後まで楽しむことができました。が、過去作が好きだった方が今作も好きだと感じられるかは微妙な気がしますね。というのも難易度の上げ方があまりうまく感じないのです。明らかに初見時に引っかかるであろうトラップやら落下ポイントが多数設定されていて、人によっては萎えちゃうと思いました。特に今作は過去作と比べて1ステージが長いのでよりそのように感じやすいように思えます。もうちょっと短ければ多少は良かったかもしれないです。

 あとファーストインプレッションでも書きましたが、アクアクがあまり機能していないのもなんだかなぁといった感じ。終盤も落下死を代表とする一撃死が多く、アクアクを所持していようが問答無用で1ミスになってしまいます。そのあたりがもうちょっと考慮されていたら良かったです。

 といった感じで、ステージのレベリングにいくつかの難点があるため、過去作が好きな方でも今作は微妙と感じてしまう可能性があると思いました。ただファンとしてはクラッシュの新作が出るというだけで嬉しいですし、過去作リスペクトを感じられる場面もかなりあるので、ちょっと遊んでみるのも良いんじゃないかなぁとは思います。売上が良ければ次回作も作成されるかもしれないですしね。